新学期ですね~☆

 新学期始まりましたね~☆ 今年の夏、小松は1度だけですが、全国1位の暑さを記録したため(たしか37度越え(~~;))ニュースに出ました。その前後でクーラーをかけだしたころから鼻汁が多くなったというお子さんがよく受診されました。その中でやはりアレルギー性鼻炎が多かったように思います。夏のアレルギーの原因としては、ハウスダスト以外に空調のカビ、それから蚊や蛾などの虫の死骸などが割合多いようです。

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大学病院勤務時代はあまり行いませんでしたが、今年開業してからはアレルギー性鼻炎かそうでないかを簡易に判定するのに鼻をラップにかんでもらって鼻汁を採取してガラス板に付け、染色液で染めるという検査を行っています。簡単に検査ができ、小さいお子さんでも鼻水さえあれば検査可能です。アレルギー性鼻炎であれば赤く染まった細胞が顕微鏡下でみられます。ただし診断率は100%ではなく、原因までは特定できません。また蓄膿があると、ばい菌に対する細胞も検出され、ごちゃまぜになることもあります。アレルギー性鼻炎でも鼻閉型の場合、鼻水が採取できなくて検査できない場合もありますが、簡単に検査ができるので春の花粉症シーズンに次いで多く検査を行いました。

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また、夏痩せをして体重減少したため「耳がつまった感じがする、自分の声が響く」という耳管開放症状がでたかたも受診されました。耳鼻科医にとっては冬はインフルエンザや扁桃炎に加えて鼻血強化月間です。春は花粉症シーズン、それ以外はわりと静かですが、季節や気候によって受診のきっかけとなる原因疾患が多少はかわってきます。やっぱり人は自然の影響を受けずにいるということはできないのですね。そして今年こんなに猛暑であったにもかかわらず、ちっとも、ただの500gも夏痩せせずに過ごせたことは、神サマに感謝しなくてはいけないのですね…。

 

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