日光東照宮

夏も終盤に近づきましたね。今夏は後半比較的過ごしやすかったような気がします。お盆には甥っ子たちが遊びに来て賑やかだったのが今年の夏の思い出です。

夏は遠出をしないので、代わりに6月か7月にタイミングが合うと県外の学会に参加するようにしています。今年は6月に栃木県宇都宮市で小児耳鼻咽喉科学会があり、参加してきました。耳鼻科のみならず小児科の先生方からの演題、講演があり勉強になりました。その学会のついでに日光まで足を延ばして修復されたばかりの東照宮を見学してきました。大学勤務時代、ずいぶん前ですが1度学会で訪れたことがあります。その時にガイドさんが「東照宮は車椅子では移動が難しく結構歩くから、もし親御さんを連れてくるなら足腰立つうちがいいんですよ~」と言われたのを思い出し、滅多にしない(?)親孝行のつもりで母を誘ってみました。ちなみに父は日光も善行寺も行ったことがあるらしく、二人で行ってこいと….。

絶景の明智平からいろは坂の下りで三半規管に適度な刺激を受けた後でしたが(^^;)、東照宮に着くとその疲労も忘れるほど陽明門、鳴き龍、三猿の彫刻などどれも細部まで美しく、また眠り猫は意外に小さくてガイドさんに教えてもらわないとわからなくらいでした。前回は学会発表を抱えていたので、あまり東照宮のことは記憶になかった私でしたが、今回は母のペースに合わせてゆっくり過ごすことにしました。名物の湯葉もいただいて、夏前のささやかなよいひとときでした。

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